尼崎ゆかりの抽象画家

白髪一雄記念室

記念室の展示記録(これまでの展示一覧)

白髪一雄記念室 第23回展示「これぞ白髪一雄 躍動の痕跡」


(2024年04月27日~2024年09月23日)

《大威徳尊》 1973年 尼崎市所蔵
白髪一雄の作品は、多量の絵具の上を勢いよく駆ける独自のアクション・ペインティングで知られています。絵具の流動性や重厚さによって生み出される迫力ある画面には、身体の躍動や精神の痕跡を見ることができます。

白髪一雄は2024年に生誕100年を迎えます。当記念室では、尼崎市所蔵作品のほか、白髪の生い立ちを紹介する写真や、中心となって活躍した具体美術協会における資料を合わせて展示し、白髪の画業を振り返ります。

さらに当記念室とのコラボレーション企画第3弾となる、メンズファッションブランドALMOSTBLACKが生誕100年に合わせて発表する白髪作品との特別コレクションを展示します。国内のみならず海外でも高く評価され、異なるジャンルにも影響を与え続ける白髪の躍動の痕跡をご覧ください。

■休館日 毎週火曜日
■開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
■作品解説
6/1(土)、8/3(土) いずれも14:00~
参加無料、予約不要、先着10名
(ただし、白髪一雄記念室の当日券が必要です。)
 

■ALMOSTBLACK
2015年にデザイナー中嶋俊太と川瀬正輝が設立したメンズファッションブランド。ブランドコンセプトは「POST JAPONISM」。伝統工芸や趣のある文化から育まれてきた“日本の美意識”、歴史を変えてきたアートや音楽など“世界のカルチャー”の2つを融合させ、あたらしく「強いもの」を表現することを目指している。

 

記念室の展示(これまでの展示一覧)