重要なお知らせ
【休館のお知らせ】
2025年3月24日(月)~4月25日(金)は、展示替えのため休館しています。
展覧会

【次回予告】白髪一雄記念室 第25回展示「白髪一雄と具体Ⅲ 1970年大阪万博との関わり」


(期間:2025年04月26日~2025年10月13日)

《天富星撲天雕》1963年 尼崎市蔵
【会期】 2025年4月26日(土)~10月13日(月・祝)
【休館日】 火曜日(ただし火曜日が祝日・休日の場合は開館し、翌水曜日休館)
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【入場料】 一般200円 シニア(65歳以上)・大高生100円 中学生以下無料
※障がい者手帳等をお持ちの方は半額、その介助者の方1名は無料。
※「ひょうごプレミアム芸術デー」期間中(7/5~7/14 ※火曜日除く)は、無料開放します。

 

 足で描く独自のフット・ペインティングで知られる白髪一雄(1924-2008)は、1954年に結成された前衛美術集団「具体美術協会(具体)」の中心メンバーとして活躍しました。「具体」はリーダー吉原治良による「人のまねをするな。今までになかったものを作れ」という指導のもと、既存の枠にとらわれない自由で大胆な表現を模索し続けました。

 1960年代、すでに関西の主要な前衛美術グループの一つであった「具体」は、1970年日本万国博覧会(大阪万博)に万国博美術展やみどり館エントランスホールでの作品展示などによって参加します。また会期中にはお祭り広場において「具体美術まつり」と題した、光や音のなかで動き回る前衛美術パフォーマンスを披露するなど、会員たちがアイデアを持ち寄って作り上げた様々な催しは、後期「具体」の集大成といえるものでした。

 本展では、尼崎市所蔵の白髪作品の中から「具体」で活動していた頃の油彩作品に加え、白髪が構成担当として携わった「具体美術まつり」の写真や資料を展示し、白髪の具体における大阪万博との関わりを紹介します。

 

 

トークイベント

1970年大阪大阪万博と「具体」

元「具体美術協会」会員の今井祝雄氏をゲストに迎え、大阪万博における「具体」の活動や《3トン石》についてお話を伺います。

6月22日(日)14:00~15:30

会場:尼崎市総合文化センター 7階会議室

先着60名(定員に達し次第、受付を締め切ります)、要申込、参加無料(ただし白髪一雄記念室の当日券が必要です)

 

【申込方法】

こちらから専用フォームにアクセスしてご応募ください。<※準備中>

お電話で申し込みもできます。申込期間(5/1~6/20)

(公財)尼崎市文化振興財団 美術担当(10:00~17:00)

Tel. 06-6487-0806 / Fax.06-6482-3503

 

 

作品解説

7/13(日)、9/28(日)

各回14:00~約30分

参加無料、申込不要、先着10名

(ただし、当日券が必要です。)

 

 

■今井祝雄《3トン石》を屋外展示中

 1970年大阪万博で古河パビリオンの前に展示された今井祝雄(元「具体美術協会」会員)の野外彫刻。2024年にペンキをかけ直す再制作を行い、尼崎市総合文化センター東側のアルカイック広場に展示されています。

 

■図録『白髪一雄 行為にこそ総てをかけて』販売中

 生誕100年を記念して2024年に開催された特別展の公式図録を販売しています。白髪の生涯にわたる活動の軌跡と豊富な作品図版と資料、年譜を収めた白髪総論にふさわしい1冊です。4,400円(税込)

 

 

 

同時開催

とびだせ!長谷川義史展

会場:尼崎市総合文化センター 美術ホール

会期:8/2(土)~10/13(月・祝)

入場料:一般1,000円 シニア(65歳以上)800円 大高生700円 中学生以下無料

※同展の入場券をお持ちの方は、白髪一雄記念室にもご入場いただけます。

 

 

白髪一雄記念室 尼崎市総合文化センター4階

〒660-0881 尼崎市昭和通2-7-16

Tel. 06-6487-0806 / Fax. 06-6482-3503

 

お知らせ
白髪一雄生誕100年記念事業ホームページを公開しました。
(2024年9月23日をもちまして、展覧会「生誕100年 白髪一雄 行為にこそ全てをかけて」は会期終了しました。)

お願い
  • 発熱や体調不良時には来場をお控えください。
  • 施設内でのマスク着用は個人の判断となります。
  • 施設内での咳エチケットや手洗いの励行を推奨します。
  • 混雑時は、入場を制限させていただく場合がございます。