記念室の展示記録(これまでの展示一覧)
尼崎ゆかりの抽象画家
白髪一雄記念室
白髪一雄記念室 第16回展示「寄贈・寄託作品選 Ⅱ」
(2020年10月10日~2021年03月21日)
《曜春》1989年 年賀状原画シリーズ
当記念室は、戦後日本を代表する尼崎市出身の抽象画家 白髪一雄(1924-2008)の没後、2013年11月に開設し、尼崎市の所蔵作品に加えて白髪氏のご遺族より寄託を受けている多くの資料をもとに、各回テーマを設けて展示を行っています。
開設からこれまでの7年間には、活動の趣旨に賛同する個人や公共機関等から寄贈・寄託を受け、作品・資料の充実が図られてきました。
第16回展示では、平成26年度に寄贈を受けた年賀状原画シリーズ(油彩9点、水彩16点)を中心に、昨年に寄贈を受けた初公開作品を含む27点をご紹介します。
開設からこれまでの7年間には、活動の趣旨に賛同する個人や公共機関等から寄贈・寄託を受け、作品・資料の充実が図られてきました。
第16回展示では、平成26年度に寄贈を受けた年賀状原画シリーズ(油彩9点、水彩16点)を中心に、昨年に寄贈を受けた初公開作品を含む27点をご紹介します。
年賀状原画シリーズは1970~90年代にかけて、白髪が年賀状の原画として毎年1点ずつ描いた小品シリーズです。年始を祝うものであるため鮮やかな色調で描かれ、華やかな印象を与えます。
また、加西市から寄託を受けている《タヂカラ男》は、ヘラを用いて描いた伸びやかな色面の上に身体による激しい動きを感じさせる線が重なり、力強さが強調された作品です。
昨年新たに寄贈された《無題》は、具体美術協会で活躍していた時代の1960年に描かれたもので、赤と黒を基調とした白髪らしい作風です。
白髪のアクション・ペインティングの幅広い表現の魅力をお楽しみください。
※11月3日(火・祝)は祝日のため開室、11月4日(水)は休室します。
※年末年始 12月29日(火)~ 2021年1月3日(日)までは休室します。
※2月23日(火・祝)は祝日のため開室、2月24日(水)は休室します。
展示解説会
担当学芸員による展示作品の解説を行います。
[日 時] 10月17日(土)【中止】、11月28日(土)、12月19日(土)、2月27日(土)いずれも14:00~
[場 所] 白髪一雄記念室
[定 員] 各日10名
[参加費] 無料(白髪一雄記念室の当日券が必要です。)
[申込み] 不要(当日、直接会場へお越しください。)
記念室の展示(これまでの展示一覧)
- 白髪一雄記念室 第23回展示「これぞ白髪一雄 躍動の痕跡」
- 開室10周年記念 白髪一雄記念室のあゆみ
- 白髪一雄記念室 第21回展示「寄贈・寄託作品選Ⅲ 白髪一雄の版画を中心に」
- 白髪一雄記念室 第20回展示「ワールドワイド白髪一雄」
- 白髪一雄記念室 第19回展示「SHIRAGA×ALMOSTBLACK Ⅱ」
- 白髪一雄記念室 第18回展示「SHIRAGA×ALMOSTBLACK」
- 白髪一雄記念室 第17回展示「白髪一雄と尼崎Ⅱ―画家ゆかりの地をめぐる―」
- 白髪一雄記念室 第16回展示「寄贈・寄託作品選 Ⅱ」
- 白髪一雄記念室 第15回展示「没後5年 白髪富士子 前衛美術家としての足跡」
- 白髪一雄記念室 第14回展示「絵の道 仏の道」
- 白髪一雄記念室 第13回展示「創造の心 教育の心」
- 白髪一雄記念室 第12回展示「中国への憧れ」
- 白髪一雄記念室 第11回展示「白髪一雄と尼崎 I -木市呉服店の資料とともに-」
- 白髪一雄記念室 第10回展示「寄贈・寄託作品選」
- 白髪一雄記念室 第9回展示「画学生時代から抽象画家へ」
- 白髪一雄記念室 第8回展示「白髪一雄 密教との出会い」
- 白髪一雄記念室 第7回展示「白髪一雄の愛したものたち」
- 白髪一雄記念室 第6回展示「追悼 白髪富士子 ~一雄と歩んだ一筋の道~」
- 白髪一雄記念室 第5回展示「白髪一雄と芦屋」
- 白髪一雄記念室 第4回展示 開設一周年記念「祝いの絵画」
- 白髪一雄記念室 第3回展示「白髪一雄と具体II(中期~後期)」
- 白髪一雄記念室 第2回展示「白髪一雄と具体I (初期~中期)」
- 白髪一雄記念室 第1回展示「初公開 甦った初期作品を中心に」