記念室の展示記録(これまでの展示一覧)
尼崎ゆかりの抽象画家
白髪一雄記念室
第24回展示 白髪一雄の足跡
(2024年10月26日~2025年03月23日)
《蛭子》 1992年 個人蔵
【休館日】火曜日、年末年始(12/29~1/3)
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【入場料】 一般200円 シニア(65歳以上)・大高生100円/中学生以下無料
※障がい者手帳等をお持ちの方は半額、その介助者の方1名は無料。
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【入場料】 一般200円 シニア(65歳以上)・大高生100円/中学生以下無料
※障がい者手帳等をお持ちの方は半額、その介助者の方1名は無料。
白髪一雄(しらが かずお・1924-2008)は、尼崎市ゆかりの画家です。1954年頃、床に広げたキャンバスに絵具の塊を置き、天井から吊るしたロープにつかまり素足で滑走する、独自の技法で描き始めます。以後、白髪は躍動感に溢れる身体の動きによるフット・ペインティングの大作を生み出し続けました。
作品を観察すると、5本の指がキャンバス上を勢いよく滑ったことによる長いストロークや、豪快に散る飛沫、足で押し広げられるように盛り上がっている絵具の塊などを見ることができます。本展では、白髪の足跡(あしあと)そのものが明瞭に残る作品《蛭子》を展示し、足による多様な痕跡について考察します。50年以上にわたる画業において白髪がたどった足跡(そくせき)をご覧ください。
展示作品:
絵画……《蛭子》他3点
関連資料……写真、制作に使われたロープ等の道具類
【同時開催】
第108回二科展 併催 第73回こども二科展
10.31(木)~11.10(日) ※火曜日休館
美術ホール(4階・5階)/ギャラリーアルカイック(2階)
赤羽恒男と二科の作家たち
2025.2.8(土)~3.9(日) 美術ホール5階 ※火曜日休館
桂米朝生誕百年・没後十年記念特別展
2025.2.8(土)~3.23(日) 美術ホール4階 ※火曜日休館
白髪一雄記念室 作品解説
11月30日(土)・2025年3月1日(土)
各回14:00~約30分/予約不要、先着10名
参加無料(ただし、白髪一雄記念室の当日券が必要です。)
記念室の展示(これまでの展示一覧)
- 白髪一雄記念室 第23回展示「これぞ白髪一雄 躍動の痕跡」
- 開室10周年記念 白髪一雄記念室のあゆみ
- 白髪一雄記念室 第21回展示「寄贈・寄託作品選Ⅲ 白髪一雄の版画を中心に」
- 白髪一雄記念室 第20回展示「ワールドワイド白髪一雄」
- 白髪一雄記念室 第19回展示「SHIRAGA×ALMOSTBLACK Ⅱ」
- 白髪一雄記念室 第18回展示「SHIRAGA×ALMOSTBLACK」
- 白髪一雄記念室 第17回展示「白髪一雄と尼崎Ⅱ―画家ゆかりの地をめぐる―」
- 白髪一雄記念室 第16回展示「寄贈・寄託作品選 Ⅱ」
- 白髪一雄記念室 第15回展示「没後5年 白髪富士子 前衛美術家としての足跡」
- 白髪一雄記念室 第14回展示「絵の道 仏の道」
- 白髪一雄記念室 第13回展示「創造の心 教育の心」
- 白髪一雄記念室 第12回展示「中国への憧れ」
- 白髪一雄記念室 第11回展示「白髪一雄と尼崎 I -木市呉服店の資料とともに-」
- 白髪一雄記念室 第10回展示「寄贈・寄託作品選」
- 白髪一雄記念室 第9回展示「画学生時代から抽象画家へ」
- 白髪一雄記念室 第8回展示「白髪一雄 密教との出会い」
- 白髪一雄記念室 第7回展示「白髪一雄の愛したものたち」
- 白髪一雄記念室 第6回展示「追悼 白髪富士子 ~一雄と歩んだ一筋の道~」
- 白髪一雄記念室 第5回展示「白髪一雄と芦屋」
- 白髪一雄記念室 第4回展示 開設一周年記念「祝いの絵画」
- 白髪一雄記念室 第3回展示「白髪一雄と具体II(中期~後期)」
- 白髪一雄記念室 第2回展示「白髪一雄と具体I (初期~中期)」
- 白髪一雄記念室 第1回展示「初公開 甦った初期作品を中心に」