尼崎ゆかりの抽象画家

白髪一雄記念室

所蔵作品



《二階窓外の景》1948年

白髪は京都市立美術専門学校時代に終戦を迎えましたが、その翌年に京都の寄宿先で肺炎にかかり、約1年間自宅で療養することになりました。その頃に描いたものが、これら京阪神の近郊風景です。
1947年から48年の2年間に描かれた48点がシリーズとして今に残ります。城下町の風情を残しながらも、工場などが立ち並び急速に工業都市として発展する尼崎をはじめ、戦後の大阪、京都、神戸などが丁寧に描き出されています。

  • 《神戸栄町通》1947年

  • 《京都東本願寺》1947年

  • 《尼崎工場界1》1948年

  • 《尼崎出屋敷与茂川》
    1948年

  • 《尼崎庄下川阪神尼崎》
    1948年

  • 《尼崎築地1》1948年

  • 《尼崎与茂川夜景》1948年

  • 《大阪中之島公園》1948年