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第5回尼崎市文化未来奨励賞受賞記念展「声声が灯してー小出麻代」

第5回尼崎市文化未来奨励賞受賞記念展「声声が灯してー小出麻代」

日 時

11月3日(金) ~ 11月26日(日)

土日月祝
12:00-17:00(入場は16:30まで)
※開館曜日・時間にご注意ください。

会 場
尼崎市総合文化センター
9階
お問い合わせ 尼崎市総合文化センター
文化課美術担当TEL.06-6487-0806(9:00 ~ 17:30)※火曜臨時休館あり

イベント詳細

小出麻代は、物や場所、時間や環境が人間のこころにどう作用し、そこにどのような関係性が生成されていくのかに関心を持ち、これまでに様々な土地に赴き、制作を続けてきました。そこで拾遺した言葉やオブジェクト、写真・映像・光や影などを用いた多層的なインスタレーション作品は、物や場所が持つ記憶や歴史の断片を照らすとともに、鑑賞者自身の記憶や感覚をも揺さぶり、それぞれがゆるやかに対流する場を創り出します。
第5回尼崎市文化未来奨励賞の受賞記念展となる本展「声声が灯して:The polyphony of our narratives」は、小出にとって3度目の尼崎市での展覧会となります。本展に向けて再びリサーチを行なった小出は、時代や環境の変化といった大きな流れの中で、変わることを受け入れながらも、何かを続け、残してきた人々の声に耳を傾けました。
本展は「人と人、人と土地が結びついていく、そのはじまりの場」であったともいえる旧結婚式場を会場に、新作インスタレーション作品で構成されます。
声声が灯す先にあるものをみつめながらも、それらは鑑賞者自身をも照射し、それぞれの内に何らかの像を結ばせるものとなるのではないでしょうか。
 

展覧会チラシを表示(PDF 約1.85MB)

 

 
小出麻代(こいでまよ)
1983年大阪府生まれ。2009年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程版画分野修了。
物あるいは場所/環境と人間の心性との関わりについて関心を寄せ、言葉・オブジェクト・写真・映像・現象などを多層的に組み合わせたインスタレーション作品を制作する。
近年の展示に、「月 に 日 に」(VOU/京都/2021)、「形代ーかたしろ」(オーエヤマ・アートサイト/京都/2020)、「生業・ふるまい・チューニング小出麻代ー越野潤」(京都芸術センター/2018)、「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2015枯木又プロジェクト」(旧中条小学校枯木又分校/新潟)など。アーティスト・イン・レジデンスに「END OF SUMMER2018」(ポートランド/アメリカ)など。
 

 
【関連イベント】
1 協同制作ワークショップ「触覚アーカイブス」
展覧会へ向けての制作に参加しませんか?本展展示会場となる旧結婚式場の壁や什器などを目と手で観察しながら、フロッタージュで紙に写し取ります。それらは場の記録として展覧会の一部に組み込まれます。
日時:2023年10月7日(土)①10:30~12:30②14:00~16:00
定員:各回8名(要事前申込)
対象:小学4年生以上  
参加申込:メールにて受付。件名を「『触覚アーカイブス』申込」とし、①参加者氏名 ②年齢(大人の方は年代で可)③連絡のつく電話番号④希望時間を記載の上、bunka■archaic.or.jpまで ※アドレス入力の際に■を@(半角アットマーク)に変更ください。
募集期間:2023年9月4日(月)~9月20日(水) ※現在、追加募集中
 
2 クロージング・トーク「小出麻代×原久子」
聞き手に原久子(アートプロデューサー/大阪電気通信大学教授)を迎え、小出麻代から展示作品やリサーチについてのお話を伺います。
日時:2023年11月26日(日)15:00~16:30
定員:30名程度(申込不要・先着順受付)
 

主催・後援・協賛など

主 催

尼崎市、公益財団法人尼崎市文化振興財団

助成 公益財団法人野村財団
協力 Gallery PARC

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