ホーム > 主催事業 > 白髪一雄 生誕100年記念事業
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「フットペインティングをしたのは誰か?」ということで、作者本人の顔と、絵を生み出した足の裏を合わせた。 白髪を知らない人にも、ロゴの足から興味を持ち、このアーティストがどのように製作したのかを知るきっかけとなることを願い作成した。 |
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白髪の最大の特徴である「フット・ペインティング」のイメージを具象化し、誰が見ても分かりやすいロゴマークを目指した。 配色はひとつの作品ではなく、彼の作品への情熱やダイナミックさを表すため赤色に、ロゴタイプは、シンプルで可読性を重視しながら「フット・ペインティング」のイメージを含んだデザインに仕上げた。 |
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まず動くということが作家を突き動かす原動力と考えられる。その時代を肌で感じ、それに呼応するように、それに突き動かされるように。 そして、その作品という痕跡は記録としてその時々を生々しく映し出す。ロゴを考えるときに、まず動く、というそのことを形にできないかと考えた。頭で噛み砕き、表現するのではなく、動くことで感じ、変化し、具現化するという事を。 |
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コンセプトはダイナミックと繊細。シンボルマークは「百」になっているが、逆さまから見ると「足」になっている。 白髪の表現方法である「足」と百周年の「百」を合わせたマークで、横から見れば英数字の「100」と「001」にも見えるようになっている。「001」は白髪がフットペインティングの第一人者である事を意味する。そして、「百」ではなく「白」にも見えるマークになっていて、白地から「一」を生み出す白髪を表す。 |
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上部は白髪本人の作品の筆跡(ストローク)からパーツを取り出し、そのパーツを組み合わせることで「白髪一雄」の漢字表記を力強い線のタイポグラフィで表現、また英語表記には「100」の意匠を取り込んだ。 下部は同じタッチで「白」の字をシンボル化、白髪作品のモチーフとして用いられる円相をイメージしている。二つの意匠が組み合わさり、全体で生誕100年を意味する「百」の文字を形作っている。 |
天井から吊るしたロープにつかまり、床に置いた絵具の上を滑るように足で描く独自の「フット・ペインティング」で高く評価された白髪は、生まれ育った尼崎に深い愛着を持ち、若い頃から晩年まで地元で精力的に作品を制作しました。生誕100年を迎えるにあたり、展覧会をはじめとする様々な事業を実施します。白髪の作品のダイナミックさだけでなく、新しいことに挑戦し続ける精神、地域との深い関わりなどについても知っていただき、地域の誇りとしていく機会にしたいと考えています。ロゴマークは、本事業をより多くの方に発信するために活用します。
詳細は、白髪一雄生誕100年記念事業のページをご覧ください。
尼崎市文化振興財団 美術担当
TEL 06 (6487) 0806